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センサコラム「計装2006年8月号」Vol.03

(3)特長

チューナブルダイオードレーザによるレーザ吸収分光法を用いたin-situタイプのレーザ式ガス分析計。
高速応答(1〜3秒)。サンプリング装置による応答時間遅れなし。
内蔵の参照セルにより常時自己校正。
チューナブルダイオードレーザを採用することにより、吸収スペクトルの波長が近似する2成分を測定可能(02/温度、NH3/H20、HF/H20、HCI/H20)。
3ヵ所同時測定(同一成分)。
ダスト濃度変化をダイナミックバックグランド補正。
単一波長レーザ採用により,高い選択性を実現。

(4)脱硝制御のアドバンテージ

@性能
・他の分析法と比べin-situタイプであるため、高い応答性を特った制御が可能。
・測定データは高度な補正によりパーテイキュレート濃度の変動を受けない。
・近赤外レーザ光の利用により干渉成分の影響をまったく受けない。

A簡便
・セントラルユニットはクリーンな制御室に設置、現場での校正作業不要。
・センサウインドウクリーニング後の再組み立てに光軸合わせは不要。

B堅牢
センサユニットにはレーザ発生装置が含まれていないので、温度変化の影響を受けにくい。

(5)ユーザメリット
・高応答測定による安定したデータの収集。
・校正作業が必要ないのでメンテナンスコストを削減できる。
・排ガスに含まれる水分も同時に測定できるので、水分分析肝が不要。
・世界の有カディーゼルエンジン,触媒メーカヘの100台に及ぶ納入実績が生む信頼感。

(6)その他の適用例
・燃焼排ガスNOX削減
・加熱炉,燃焼設備の燃焼制御
・乾式ガス吸着設備の最適化
・電気集塵機爆発防止
・可燃性ガス爆発防止(写真3)

写真3 石炭サイロへの設置例:可燃性ガス爆発防止用途

3.おわりに


 レーザ式ガス分析計LDS6は,サンプリングポイントにて直接測定を行うことにより,高速応答性を実現したユニークな分析計である。
レーザ式分析計は動作原理上,レーザダイオードの特性の影響を大きく受けるが,近年のデバイス技術の発達によって従来の課題であったレーザダイオードの寿命に関して長寿命化が進み,また製作可能な波長などのバリエーションも充実してきている。  ダイオードレーザの発達に伴い、LDS6にて対応可能なアプリケーションが広がることが期待され、また、実際に今まで測定を諦めていたプロセスでの測定について問い合わせも多く寄せられている。
今後、LDS6の特長を生かした新しいガス分析の可能性が期待される。



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