SIMATIC製品/PLC/HMI

Product information

SIMATIC製品 イメージ

多種・多様な製品群にて産業界の幅広いニーズに対応します。

機器紹介

Equipment introduction

SIEMENSのPLCは世界のグローバルスタンダードとして最適なソリューションを提供します。

SIMATIC PLC

S7-300/400/400H概要

SIMATIC S7-300シリーズは世界トップクラスのシェアを持つSIEMENS PLC SIMATICシリーズの中で最も多く使用されている汎用的なPLCであり、特にファクトリーオートメーション(FA)分野でのアプリケーションに最適です。
SIMATIC S7-400シリーズは大規模なプラント制御までカバーするPLCシリーズで、SIMATIC PLCのハイエンドに位置します。メモリ容量としては800kBから30MBまでのCPUをラインアップしています。
S7-400HリダンダントシステムはSIMATICの最大の特徴であり、イベント同期方式はシーメンス独自の機能です(外部I/Oへのアクセスや割り込み処理があった時のみCPU間の同期を取る方式)。また機能の先進性ばかりではなく、リダンダントシステムの本質である信頼性についても、多くのお客様の実績によってさらに裏付けを重ねております。

SIMATIC S7-300/400/400H(PDF)

S7-1200

SIMATIC S7-1200シリーズは多様性と柔軟性に富んだデザインコンセプトで高性能/超小型サイズ/低価格を達成しました。

S7-1200マイクロPLCの主な特徴は次のとおりです。

  • 新しいデザインコンセプト
    一連のI/Oモジュールと新しくI/Oボードを採用し、拡張性と柔軟性が大幅に強化されました。
  • 強力な通信機能
    PROFINETインターフェースを標準装備しており、プログラミングやHMI接続およびCPU間通信をEthernetベースの低コストで実現しました。
    1つのイーサネットスイッチで複数のデバイスをネットワークに接続できます。 通信モジュールを拡張すればシリアル通信も可能になります。
  • 高機能CPU内蔵
    計数、測定、閉ループ制御、モーションコントロールなどの高性能な機能を搭載。マイクロPLCの可能性を広げます。

SIMATIC S7-1200(PDF)

S7-1500

SIMATIC S7-1500シリーズは中~大規模向けPLCとして19年ぶりに基本設計を刷新し、外部からの不正アクセスを防ぐ制御セキュリティーに対応したほか、制御システムの性能、設計環境、診断機能を強化しています。

S7-1500の主な制御セキュリティ機能は次の通りです。

  • ファイヤーウォール/VPN機能内蔵
  • CPUへのアクセス権を4段階まで設定できるアクセスプロテクト
  • ネットワーク経由でのなりすましによる不正アクセス防止機能
  • 制御プログラムやデータを部分的にパスワードで保護するノウハウプロテクト。
  • コピーした制御プログラムを他のコントローラで実行させないコピープロテクト。

SIMATIC S7-1500(PDF)

豊富なオプションを備えたタッチパネルから本格的なSCADAシステムまでをご用意し、様々な業界に柔軟に対応します。

概要

SIMATIC HMIパネルは様々な産業のアプリケーションにお使い頂けるプログラマブル表示器です。パネルはCEマーキングを始め、多くの国際規格(cULus、KC、C-TICK等)に対応し、一部パネルはATEX防爆認証や船級(NK、Lloyd、ABS、GL等)も認定を受けています。

以下の4つのシリーズを用意しています。

  • Comfortパネル
    4~22”までの高機能ワイドスクリーン型タッチパネル。
  • Keyパネル
    4~15”までの操作キー付パネル。
  • Mobileパネル
    安全アプリケーションにも対応可能な持ち運びタイプのタッチパネル。IP65で無線/有線両タイプをご用意。
  • Basicパネル
    シンプルなアプリケーション向けタッチパネル。ネットワークはPROFINETまたはPROFIBUS DPどちらかを選択。

機器紹介

SIMATIC HMIパネル(PDF)

世界各国の規格に対応し、高い信頼性と世界190カ国以上でのサポートが可能です。

概要

SIMATIC PC SIMATIC PCは、柔軟性や高い信頼性の必要な工業用アプリケーションを要求するシステムに最適な工業用パソコンです。さまざまなCPU、メモリ拡張、ドライブ、拡張カード、OS、などを選択できますので、システムに合わせた仕様をお選びいただけます。

機器紹介

SIMATIC IPC(PDF)
IPC一覧(PDF)

堅牢で信頼性の高い産業用LANスイッチ・無線LANを中心とした製品群です。

概要

センサ・アクチュエータなどのフィールドレベルからコントロールレベル、その上位のオペレータ/マネージメントレベルまでを統合するSIEMENSの基本コンセプトT.I.A.(統合オートメーション)を支えるのがSIMATIC NET:ネットワーク関連製品群です。
その中でSIEMENSの産業用イーサネット機器は世界標準のIEEE 802.3(イーサネット)と802.11(ワイヤレスLAN)をベースに、標準的なイーサネット環境を製造現場でも安心してお使いいただけるスペックを備えております。
SCALANCE Xは新しいコンセプトに基づいた産業用イーサネットハブで、豊富な製品ラインアップの中からさまざまなアプリケーションに最適な製品をお選びいただけます。

機器紹介

産業用イーサネット(PDF)

SIRIUSシリーズ小型制御機器は制御盤の集積密度を飛躍的に向上させます。

概要

SIEMENSのSIRIUSシリーズを中心とした低圧制御機器は小型、省配線を基本コンセプトに革新的な製品を提供しています。
コンタクタ、ブレーカ、サーマル、モータースタータ、ロードフィーダー等多くのバリエーションを取りそろえてあらゆるアプリケーションに対応いたします。

機器紹介

低圧制御機器 SIRIUS テクニカルインフォメーション(PDF)

概要

STEP7ソフトウェアは、SIMATIC PLCシステムを構築するためのプログラム開発環境を提供します。
ソフトウェアはご購入時に付属されるライセンスで管理され、バージョンアップ時にはライセンスアップグレード版のご購入で最新ソフトウェアに更新可能です。 お客様(納入先)のOS環境に合わせて、ヨーロッパ版(独、英、仏、スペイン、イタリア)あるいは日本語版(日、英)を選べます。
オプションソフトウェアをアドオンすることで、様々な開発環境の要求にお応えすることが可能です。

特徴

  • IECに対応したラダー表記をはじめ、ニーモニック表記、ファンクションブロック表記を標準装備。
  • 作業効率のよい構造化プログラム
    工程、機能毎に分けてプログラム(ブロック)を作成することにより、そのプログラム全体を把握しやすく、またトラブル発生時の調査が容易になります。
    また、機能毎のブロックで管理できるので、複数の人が同時にプログラミング作業が行えたり、次回プロジェクトに作成済みのブロックをコピーするだけで同じ制御機能として流用できます。

機能説明

1.SIMATIC MANAGER

制御システムを構築するためのベースとなるアプリケーションで、構築に必要なデータをプロジェクト単位で一括管理します。
プロジェクト内の編集したいデータをダブルクリックすることにより、編集用の各種エディターを起動することができます。 制御プログラムだけでなく、SIEMENS製のHMI画面データやインバータなどのソフトウェアなども起動・管理することができ、システム全体を統合することが可能です。

2.ハードウェアコンフィグレーション

ハードウェアコンフィグレーションエディターに登録されているハードウェアカタログから、使用するモジュール等をドラッグ&ドロップすることでシステム構成を作成できます。
また、各種モジュールのプロパティを開き、機能を選択あるいは設定値を入力することで簡単に詳細設定が行えます。 さらに、インターネットに接続してハードウェアカタログを更新させることで、最新モジュール等を使用できるようサポートされています。

3.LAD(STL、FBD)エディター

ライブラリーに登録された各種命令をドラッグ&ドロップして、プログラム(ブロック)を簡単に作成できます。
機能毎に分割してブロックを作成し、構造化プログラムを構築可能です。

構造化プログラムとは

メインプログラムブロックからユーザーが作成したサブルーチンプログラムブロックを呼び出す(構造化)ことで、制御の順序が決まります。
ブロック単位で管理することにより、複数のプログラム言語を使用したり、複数の人が同時に作業することが可能です。
また、同じ制御(下図モーター制御参照)を繰り返す場合は、制御ブロックを1つ作成し、それを複数回呼び出すことで処理できるため、デバッグが容易になります。
さらに汎用性の高いブロックを作成することにより、ライブラリーとして登録し、プロジェクト間で流用することもできます。

4.シンボルエディター

I/O等のアドレスに割り当てるシンボルは、半角英数字で最大24文字まで編集ができます。
シンボルデータのインポート・エクスポート機能により、Excelでシンボルを編集したり、既存のプロジェクトからシンボルデータを取り出して流用することが可能です。

5.オンライン機能

CPUとオンライン接続することで制御プログラムのモニターができ、プログラム内のON/OFF条件や数値等を変数テーブルから変更し、デバッグを行うことが可能です。 また、I/Oモジュール毎に配線された外部の機器との配線チェックも簡単に行えます。

オンライン接続

モジュール毎の配線チェック

6.クロスリファレンス

制御プログラムに関するアドレス情報やプログラム構造一覧などを表示し、効率的な作業が行えます。

7.診断情報

システムが取得した診断情報を確認し、的確な対処を実施することにより、エンジニアリング工数を削減することが可能です。
CPUが認識したエラー内容やRUN・STOPした履歴等も発生時刻とともに保存されます。

8.オプションソフトウェア

ライセンスをご購入・インストール頂ければ、機能を拡張することができます。

  • プログラミング言語
    SFCやパスカルライクな高級言語、さらにはCFC(ファンクションチャート)を使ったプログラミング言語をアドオン可能。
  • シミュレーションソフトウェア PLC SIM
    PCのみでユーザーが作成したプログラムを実行(シミュレーション)できるので、実機PLC無しでデバッグが可能です。
    PLCが納入されるまでの期間や現地への設置作業の待ち時間などを有効に活用できます。

概要

SIMATIC WinCCRは、オートメーションプロセスを制御するための拡張性の高いプロセスビジュアライゼーションシステム(SCADA)であり、その優れたコストパフォーマンスと充実した機能が特徴です。
SIMATIC WinCCの場合、“プロセスの完全な視覚化”は、すべての産業分野において、Windowsに基づいて完全な稼働および監視機能を実現できることを意味します。その対象は、シンプルなシングルユーザーシステムから、二重化サーバーを備える分散マルチ ユーザーシステムやウェブクライアントを備えるクロスサイトソリューションにまで広がります。
特に、WinCCは、その絶対的なオー プン性を特長とします。その機能は、標準プログラムやユーザープログラムと簡単に組み合わせることができ、その結果、実際の要件を正確に満たすHMIソリューションが実現します。

特長

  • グローバルソリューション
  • あらゆる産業分野に対応するソリューション
    • 21 CFR Part 11 の要件に適合
    • 世界中で使用できるように多言語をサポート
    • お客様のトータルオートメーション戦略に統合可能
  • すべてのSCADA 機能を標準搭載
  • 簡単かつ効率的な構築
  • ウェブを含み一貫した拡張性
  • オープンスタンダードによりシンプルかつ完全な統合が可能
  • 情報の伝送媒体としてプロセスヒストリアンを内蔵
  • Plant Intelligence の採用により製造の透過性が向上
  • オプションおよびアドオンにより拡張が可能
  • Totally Integrated Automation(TIA)コンセプトの一部を構成

グローバルソリューション

WinCCの構成インターフェースは、最初から国際的な使用を考慮して設計されています。
つまり、アジアの4言語を含むさまざまな言語に切り替えることができます。
また、同時に複数のターゲット言語でプロジェクトを設計し、使用中にそれらを切り替えることもできます。

すべてのSCADA 機能を標準搭載

適切なSCADA機能は、このシステムの基本的特徴です。

  • 完全なグラフィック機能により、プロセスシーケンスおよびステータスを視覚化
  • 独自のメニューおよびツール
  • バーを備える個別に設計されたユーザーインターフェースにより、マシンの操作やインストールを実行
  • イベントの通知および確認を実行
  • プロセスデータベースに、測定値およびメッセージをアーカイブ
  • プロセスおよびアーカイブデータをロギング
  • ユーザーおよびそのアクセス許可を管理

簡単かつ効率的な構成

洗練された構成機能により、エンジニアリングやワークショップに要する時間と労力を大幅に削減します。

  • 使いやすいオブジェクト指向のグラフィックエディタを搭載
  • 包括的なライブラリを装備
  • 効率的なモジュラ技術を採用
  • オンライン構成により迅速な変更が可能
  • 大量のデータを処理する構成ツールを装備
  • クロスリファレンスリストにより透過性が向上

シングルユーザーシステムから分散クライアント/サーバーソリューションまで

拡張性の意味は、必要に応じて、パワーパックを使用してプロジェクトのタグ数を拡張できるということです。これは、最初から拡張されたソリューションを購入するよりも経済的といえます。
サーバーオプションにより、いつでも、シングルユーザーシステムから連携したオペレータステーション(マルチユーザーシステム)を設定できます。このように、継続的なプラント構築において、最大で12台のWinCCサーバーおよびサーバー1台につき32台のWinCCクライアントを構築できます。これらのサーバーを、分散システムとして構築できます。
完成したアプリケーションまたはタスクを複数のサーバーに分散すると、性能プロファイルが向上し、各サーバーの負荷が減り、確実な性能が約束されます。
必要であれば、プロセスデータの集中アーカイブを行うCentral Archive Server(オプション)も設定できます。負荷分散においては、工場のトポロジーも考慮されます。工場の全体表示は、WinCCクライアントにより実行され、複数のサーバープロジェクトの画像およびデータに同時にアクセスするか、あるいはこれらを表示します。
クライアントを使用して、オンライン構成を行うこともできます。これらのクライアントに対して、異なるサーバーのアーカイブの共通メッセージおよびトレンド表示を構築することができます。

VBScriptまたはANSI-C-スクリプト作成時の強い味方

一般的に、画像、論理演算、およびアニメーションは、シンプルなダイアログにより構築されます。また、スクリプトも、必要に応じて、例えば、値の変換、レポートの起動、あるいは、オペレータメッセージの生成などの場合、VBScriptまたはANSI-Cによりプログラムできます。

アーカイブ

  • 最新のプロセスデータおよびイベントを高性能でアーカイビング
  • 高レベルのデータ圧縮およびバックアップ機能を利用した長期間のアーカイブを実現
  • 全企業規模のヒストリアンサーバーにより集中的な情報交換を実現

プロセスデータおよびイベントは、プロセス値、アラーム、およびユーザーアーカイブという形で、1秒間に10,000の測定値、メッセージが過負荷の場合は、10秒間に15,000のメッセージという高性能でアーカイブされます。効果的な圧縮機能により、必要とするメモリ量が非常に少なくて済みます。1セットのアーカイブ(1 週間分など)を、長期間用のアーカイブサーバー(バックアップサーバー)にエクスポートできます。 基本的なWinCCシステムでは、512のアーカイブ変数を設定できます。パワーパックを使用すると、タグ数を120,000 まで拡張できます。

WinCC Redundancy

WinCC/Redundancyオプションにより、リンクした2台のWinCCシングルユーザーシステム、または並行動作するサーバーPCを構築し、システムを互いに監視させることができます。二重化のパートナーとなる両方のサーバーについて、オプションパッケージに備えられている2つの二重化ライセンスのいずれかが必要になります。サーバーのいずれかが故障した場合、もう一方のサーバーがシステム全体を制御します。故障したサーバーが復旧すると、すべてのメッセージおよびプロセス値のアーカイブの内容が、復旧したサーバーにコピーされます。これにより、システムの稼働率が大幅に向上します。

WinCC/User Archives

WinCC/User Archivesは、ユーザーアーカイブの適用を可能にし、関連データがデータレコードに保存されます。WinCCおよびそのオートメーションに関するパートナー(SIMATIC S7 PLC)は、これらのデータレコードへの書き込みが可能で、必要に応じて交換することができます。例えば、オペレータは、WinCCにパラメータレコードを入力し、ユーザーアーカイブに保存して、必要に応じてオートメーションレベルに転送します。一方、PLCは、シフトの間に製造パラメータを継続的に取得し、それを、シフト終了時にWinCCに転送できます。他のアプリケーションとして、バッチデータの取得、製造パラメータの指定、および資産データの管理などがあります。

SIMATIC WinCC/DataMonitor

主な利点

  • Microsoft Internet ExplorerまたはMicrosoft Excelなどの標準ツールを利用して、オフィスコンピュータ上で最新のプロセスステータスおよび履歴データを表示/分析
  • WinCCプロジェクトから画像を直接利用できるので、構成に要する時間と労力が不要
  • 集中管理されたテンプレートを利用した分析により、企業プロセスを詳細に分析(レポート、統計など)
  • イベントまたは時間に対応したレポートを作成可能
  • プロセスからの情報をランタイム時にそれぞれグループ化し(情報ポータル)、Eメールで各担当者に分配

WinCC/DataMonitorは、Plant Intelligenceアプリケーションのための重要なコンポーネントです。
DataMonitorを使用して、プロセスデータベースの最新のプロセスステータスおよびヒストリカルデータを表示、分析、解釈、および分配できます。DataMonitorを使用することにより、WinCCのプロセスデータは、ウェブを介して企業内のすべての機能レベルにおいて利用できます。
プロセスデータベースから取得した最新のプロセスステータスおよびヒストリカルデータ(測定値、メッセージ、ユーザーデータ)を表示/解釈するためのパワフルなツールを利用すると、製造の状態を効率的に監視および分析できるだけでなく、レポートを作成して適切な担当者に分配することができます。
表示については、DataMonitorクライアントを、任意のオフィスPCに設定できます。データプロバイダであるWinCC/Web Navigator サーバーまたはWinCC/DataMonitorサーバーは、WinCCシングルユーザーシステム、WinCCサーバー、WinCCクライアントにインストールできます。

参考資料

SIMATIC WinCC(PDF)

概要

WinCC(TIA Portal)は、SIMATIC HMIを構築するための開発環境を提供する新世代エンジニアリングツールです。
表示パネルからPCまであらゆるHMIに対応し、HMIアプリケーションを幅広くカバーする画面設定、様々なオブジェクトや豊富なライブラリーツールが用意されています。
さらにSIMATIC PLCとの組み合わせにおいてTIAの利点を最大限に発揮し、エンジニアリングコストやライフサイクルコストが軽減されます。

特徴

開発環境の言語はヨーロッパ5言語(英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語)、アジア4言語(日本語、中国語、台湾語、韓国語)に対応しています。ランタイム上では、登録されている32言語のうち最大16言語を選択し、使用する事が出来ます。
PCプラットフォームでは、WinCC flexibleランタイムライセンスを使用して、SCADAシステムとして使用できます。この場合、システムの規模に応じたランタイムライセンスから最適なものを選択できます。 オプション機能としてWeb経由のサービス・診断などが可能です。

機能説明

1.Intuitive(簡単操作)

  • ポータル画面
    設計者が見たい画面に素早くアクセスできるよう、作業フローに基づいたメニューでわかりやすくガイダンス
  • プロジェクト画面
    複数の作業ウィンドウを同時に表示しながらオンラインモニター、オフライン設計などの操作が可能
  • ドラッグ&ドロップ
    タグや画面など様々なオブジェクトがドラッグ&ドロップ可能、ドラッグ&ドロップされたオブジェクトは必要な項目を自動設定

2.Efficient(設計効率化)

  • 共通開発環境
    TIAポータルのフレームワークとして動作することにより、パネルからSCADAまで同一手順でプロジェクトを作成することが可能
  • ネットワーク設定
    ネットワーク構成のサービス画面を一本化。異なるネットワークを同一画面上に表示し、オンラインのシステム診断も効率化
  • データ一元管理
    STEP7と統合すれば、PLCを含めたデータ共有ができるため、開発工数を大幅に削減可能

3.FutureProof(継承性確保)

  • ライブラリ
    一度作成されたプロジェクトを容易に他のパネルやSCADAへ変換および再利用が可能
  • ユーザ資産継承
    シーメンス製品の共通プラットフォームとして幅広い制御機器に対応
    PLC、HMI、ドライブ製品など様々な製品に対応

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製品動画

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<PLC>SIEMENS S7-1500 System cabling SIMATIC TOP connect

<PLC>SIMATICS7-1200-基本コントローラー

<HMI>SCADA system SIMATIC WinCC

<HMI>SIMATIC HMI Panels from Siemens